映画「空の港のありがとう」 25分
作品紹介
『私も…ありがとう。大切なこと思い出した気がする』
不平不満ばかりで仕事のやりがいを⾒出せなくなっていた成⽥空港グランドハンドリング勤務の⼥性が、家族と起こした空港での騒動の中、“ありがとう”の⼤切さを思い出す物語。
記録的な台⾵に⾒舞われた成⽥空港。その対応に追われるのはグランドハンドリングスタッフの⾼岡綾⼦(清水美砂)。多種多様な⼈たちの不満や不安に笑顔で対応する。台⾵が過ぎ去った徹夜3⽇⽬の朝、帰宅し夫の弘(矢柴俊博)を⾒つけるなり、溜まりに溜まった不平不満をぶちまける。娘の美空(片岡凜)は「帰ってくるなり⽂句ばっかで、この家の運気が下がるんですけど」と綾⼦の不平不満に⽂句を⾔う。「働きもしないで、偉そうなこと⾔ってんじゃないよ」と⺟と娘のけんかが勃発。
そんなある日、弟の航(松野晃士)の航空写真撮影に成田空港へ付き添うことになった美空は、言葉に困った外国人に真摯な接客をしたり、ネパール人女性客から「ありがとう」と感謝の気持ちを言われている母綾子の姿を偶然目の当たりにし、「日本の玄関」で働くというプライド、成田だから未来を拓けることに気づく。飛行機が頭上を通り過ぎると「いつもありがとう」と照れ臭そうに母に感謝を伝える美空だった。
監督 Yuki Saito (成田市出身)
プロフィール
1979年6月21日生まれ、千葉県成田市出身。高校卒業後に渡米し、本場ハリウッドで8年間映画を学ぶ。
2月12日(月祝)/会場:八幡工房(ハチノアナ)/上映開始:13時半
①「絆のものがたり」 ②「空の港のありがとう」
2月23日(金祝)/会場:spazio co.arancia/上映開始:13時半
①「絆のものがたり」 ②「空の港のありがとう」